リモートワークに出来ない職種だってありますよね

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我が社の在宅勤務期間がいったん終了しました。

あー、長すぎる1か月半だった。

 

世間では、リモートワークこそ時代に合わせた新しい働き方、リモート推進こそ優良企業みたいに持ち上げられていますがね。

それで問題ない職種の方は積極的にそうすればいいと思います。

個人としても会社としても無駄がなくなるし、全体としては経費削減とか効率化につながるだろうし。

だけど、世の中にはどうしてもリモートに出来ない仕事というものが存在するわけでして。

かくいう私もそうなんですよね。

一部の管理部門はリモートでも問題なさそうだし、幸いここ数年でIT化も推進していたので、特に支障なく回っていたようですが。

私含めリモートが難しい部署の社員は、個別の事情がない限り、在宅していいと言われても出勤していた人が多かったです。

 

私も子供がいなきゃそうしたかった・・・。

 

問題点は以下のとおり。

・実際のモノを見て調査・検証するのがメインの仕事の為、家では出来ることが限定されすぎる。

・上と重なるが、調査にはそれなりの設備が必要で出社しないととても無理。

・顧客情報や設計図書などは基本的に電子化されていないか、サーバーにあるものでも閲覧制限がかかっていて特定のPCからしか見られない。

 

・いまだに紙のやり取りで回る仕事がある

→ これは正直さっさと電子化して欲しい。というか、昨期上司に提案したのにサラリとなかったことにされた(!)全社的に優先順位が低いだろうことは理解するが、あの時私の提案を聞いておけ ば今頃評価されていたんじゃないのですか部長!

・電話が出来ない、会議に出られない

→改善の余地はある。現在、営業以外の職種は管理職以外は携帯を持っていない。

でも持たせたら持たせたで経費も発生するので難しいところだろうと思う。

上層部が年寄りだらけなのでweb会議の導入は難しいか…。

海外とか遠隔地にある支社支店とのTV会議は数年前から導入しているのであと一歩。

 

緊急事態宣言以降、希望者は在宅勤務が認められてましたが、私の勤務する大阪の本社では、在宅と出勤が半々くらいでしたかね。

 

 

それ以外にも時差通勤とか特例マイカー通勤とかいろいろ対策してました。

マスク会社で無料配布して着用義務化してたし、中小としては頑張ってた方。

 

そんな中、私は、子供が2人とも保育園児なので4月半ばから強制的に在宅勤務だった訳ですが。

もー、出社してる同僚に迷惑かけまくりですよ。

主に上げた理由の上から3つ。

これのせいで、家で出来る仕事がメールでのやり取り、資料整理、報告書作成くらいしかないし、子供たちは邪魔してくるので時間は倍以上かかるし、まぁ仕事に関して言えば地獄でした。

 

在宅勤務の詳細な感想は別の記事をどうぞ。

 

とにかく、実際の製品を見ないと始まらない仕事なんですよね。

あと、社内社外ともかなり込み入った話をすることが多くて、メールより電話の方が早い。

さらに言うと、文章に残したくない話なんかもするような部署なので、ますます困る。

あとなー、機密文書の電子化なんだけど、これ、結構難しいんだよなぁ…。

現在進行形の仕事は問題ないんだけど、それこそ、PCもないような時代の古い資料を見る必要がある場合、全部データ化してるかっていうとそんなことは勿論なくて。

会社の書庫に眠ってる、とかざらにあるのです。

あとお役所関係の資料は基本紙。捺印のある原紙こそ正義!古い体質と言えば古い体質…。

業界自体も歴史あるし、規模はさほど大きくない会社だけど社歴は100年をゆうに超える老舗企業でして…。

今ある情報のすべてを電子化というのは物理的にも不可能だろうと思う。社内サーバーのセキュリティもまだまだ脆弱だし流出したら大問題。

なにより、大掛かりな検証機器、設備、実験場などなど、会社でしか用意出来ないものが多すぎる。

 

業種も仕事内容もぼかしてるのでなんのこっちゃ、って感じだと思うんですけどね。

 

言いたいことは何かというと。

リモートが出来ない人間を馬鹿ににするというか時代遅れで迷惑とみるような風潮は、どうにかならないかなぁって事です。

いくらIT化が進んでも、“その場所”でしか出来ない事ってあると思うんですよ。

それは努力じゃどうにもならない。ネットワーク内で完結する仕事ばかりじゃない。

私たちが生きてるのはVRの世界じゃないんだから。

実験だって、ラボレベルじゃなくて、広いフィールドでたくさんの人の手を借りてやらなくちゃいけないことだってあるし、現場に行かないと詳細な調査が出来ない事象もあるし、そういう業界もあるってことを分かってほしい。

むしろ、そういう業種はどんな世の中でも必要とされるという事が今回よく分かった。

 

うちの会社、今のところコロナの影響をほぼ受けていなくて業績も例年並みなんですよね。

ざっくり分類するならインフラ系?土建系?になるのかなー、でもいわゆるエッセンシャルワーカーには含まれていないみたいだしよく分からない…。

一般には珍しいというか特殊な業界ではあります。

 

無駄なものをカットするのは必要なことだと思うし、満員電車とか人間関係のストレスから解放された人は本当に良かったですねって思いますけど、どこでもやれる仕事って、本当に価値あるものを提供しないと、すぐに誰かに取って代わられてしまうってことですよね。

どこでもいいんだったら、地方だろうが海外だろうが関係ないわけだし、それこそ社員である必要すらなくなりますよね。

 

これまで日本が避け続けてきた、本当の意味での成果主義が浸透して、温情で守られてきた人たちはどんどん居場所を失うんだろうと思います。

実績の分だけ給与を支払うとなれば、今までと同じ待遇が受けられるとは限らないし、雇用関係じゃなくて個人事業主と企業との契約になるなら、関係を切るのも簡単になるだろうし、会社の保障がなくなる分、個人が背負うリスクと責任も大きくなる。

リモートワークの推進は、大多数の人たちにとってはかなり厳しいサバイバルになると思うんだけど、手放しで喜んでる人たちはそこら辺を理解しているのかな…ってちょっと疑問です。

 

本当に能力のある方たちにとっては、適正な評価を受けられるチャンスになると思います。

 

さて。

とりあえずは通常勤務に戻ったうちの会社は、今後どうなるでしょうか。

一応社長からは、営業職や事務職は、これを機にリモートワークを進めるよう方針が出ていますが、経営層のおじいさん達に響くかどうか(苦笑)

個人的には、今の職場は気に入っているし、恵まれた職場環境だと思うので、長く勤め続けられればいいなと思うし、そのために必要な変化なら対応していきたいと思っています。

もちろん自分自身の研鑽も必要ですよね。

勉強は苦手だけど、はー、頑張ろう。

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