子どもを信じて手を出さない事の難しさと大切さ

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うちの子は、保育園にお迎えに行くとだいたい教室の入り口まで飛んでくるのですが、たまーに遊びに集中している時があります。

たぶん彼女の中で、これ最後まで積み終わったら、とか、これをあっちに持っていったら、そしたら行こう、みたいなのがあるんだと思うんですよね。

 

家でもそうですけど、例えば、ご飯とか歯磨きとかお風呂とか寝るとか、そういう事に誘うときは、遊びが一区切りついたころを見計らうか、早めに声をかけて自主的に区切りをつけてもらうかしないと、上手く行かない事が多いです。

 

たぶん1歳代くらいからこんな感じだった気がする。

 

で、保育園での話。

 

ある日、お迎えに行ったら車のおもちゃで遊んでいました。

で、先生が気付いて娘に声をかけてくれたんですけど、ちらっとこっちを見た後、再びおもちゃに目を向け、こちらに来る様子がない。

まぁ家では良く見る光景なんで、珍しいなーと思いつつも入り口で待機。

先生も、最初に声をかけた後は娘の後ろに座って終わるまで待機。

たぶん1分も経ってないと思うんですけど、何かを終えて満足した娘は立ち上がり、ニコニコでこちらへ走ってくる。

という事がありました。

 

その日は何とも思わなかったんですけどね。

 

それから数日も経たないまた別の日。

 

またしてもお迎えに行ったら、遊びに集中している娘。

一瞬私の方を見たのでお迎えに来たのには気付いてます。

前回と同じく入り口付近で様子を伺っていますと、今日娘に声をかけてくれたのは、先日と違う先生。

声を掛けても遊びをやめない娘に、また終わるまで待つのかと思いきや。

いきなり後ろから娘を抱き上げて、そのまま入口まで連れて来たのです。

オモチャを手に持ったまま不満そうな娘。

しかし、私に会えたこと自体は嬉しかったのか、特に愚図る事なく帰宅となりました。

 

この時私は思ったのです。

多分、うちの子がより信頼して懐くのは、終わるまで待ってくれる先生だろうなぁ、と。

 

ちなみに、待ってくれた先生は20代の若い先生で、中断させて抱き上げたのは5、60代の年配の先生でした。

 

育児に関する本を読んでいると、子育てを取り巻く環境の変化と共に、かつては子供を大人の思うように動かそうとする、支配・管理的な保育が多かったものが、現在は受容を軸として、主体性を尊重し子どもが自ら動くのを待つ保育に変わってきているそうです。

 

なんとなーく、お迎え時の2つの光景を見比べて、その事が腑に落ちた気がしました。

 

子どもは大人の気持ちを理解して動いてくれるという事を信じて待つ、のか、子どもは大人が正しく導かないと動けないからと手を出すのか。

 

はっきり言って、親として楽なのは後者なんですよね。

子どもが小さいうちは泣いても暴れても力づくでなんとかできる事が多いですし、やって欲しい時にすぐ動いてくれないとイライラするし。

私も忙しい時は怒鳴ったり手を引いたりして、強制的に動かしてしまう事あります。

 

けど、自分に置き換えると楽しくやってる事を無理やり止めさせられたらそりゃぁ嫌です。

ここまでやるから待ってて、って言ったら待ってて欲しいです。

しつこく指示されるとイライラするし、分かってるわ!って言い返したくなります。

いつもいつも無理やり従わされていたら、不満もたまるし相手への不信感も募ります。

その内、こいつのいう事なんて誰が聞いてやるもんか、と思って反抗的な態度をとるようになっても不思議じゃありません。

 

割り切る事に慣れた大人でさえそんな気持ちになるのだから、いわんや子どもをや、ですね。

自分が楽な方法を選ぶ代わりに、子どもに我慢をさせていたのでは、と、件の様子を見て思い当たったのです。

 

お迎えの話で言えば、別に帰るのが数分遅れたくらいで死ぬわけじゃないし、基本的には聞き分けの良い子だし、自分で納得したら最終的にはこちらに来るだろうと言う自信もあったので、何の焦りもありませんでしたけど、すべての場面でこのように対応出来ているかと言われると正直自信がなかったです。

 

同じ状況で全く異なる方法で子どもに接していた2人の先生を客観的に見て、その後の子どもの表情と態度を見て、ちょっとした事でこんなにも変わるのかと目から鱗でした。

納得するまで遊びをやりきってこちらへ走って来た娘の満足そうな笑顔。

 

自分を信じて待ってくれる人のいう事は素直に聞こうと思いますもんね。

娘ともそういう関係を築けたら、日々がもっと楽しくなるんだろうと痛感した出来事でした。

なんてことない日常の風景でしたけど、こういう細かいやりとりの積み重ねで、イライラばっかりの子どもになるか、笑顔いっぱいの子どもになるか、決まってしまうような気がして、改めて自分の子育てを振り返ったのでした。

 

 

 

 

  • 2018 01.26
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