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絵本に出て来る動物は犬より猫の方が多い気がするが気のせいでしょうか。
私が猫好きだから猫ばっかり目につくのかな。
いたずらこねこ (世界傑作絵本シリーズ) [ バーナディン・クック ]
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この本、文字は結構多めです。
1-2歳の子に読み聞かせるときは、素直に書いてある文字を読むより、ページをめくって絵だけを見せて行く方が楽しめるかもしれません。
絵だけ追っかけてても大体のストーリーが分かるので。
この本に関しては、最初母にお薦めされた時(2歳なりたてくらい)全っ然興味を示さなくて、しばらく本棚にしまわれていました。
1か月後くらい、またひっぱり出してきて試しにページだけをめくりながら、ほらほら、猫さんとカメさんやでー、あれ、だんだん近づいてきたねー、あっ猫さんが触ったらカメさんの顔なくなった!…って感じで説明してたらまさかのツボにはまったらしく。
きゃぁきゃぁ言いながら最後まで聞いて、読み終わったら主人のところに行って、「これなー、猫さんとカメさんがなー、近づいてくるねん!」「最後どぼんってなるねん!」って得意げに説明していました。
なるほど。こういう使い方もありなのか。
良く出来ている。
猫の絵にすごく動きがあるんです。
カメに変化が少ない分、猫の動きが協調されているというか。
表情はほとんど変わらないように見えるのに、猫が何を考えているか、文章を読まなくても想像出来ます。
元々娘は、イラストでも写真でも表情に敏感な方でした。
絵本でもポスターでも、泣いてるねー、とか、目こんなんなってるから怒ってるねー、とか、悲しそうやなぁ、とか。
なので余計に猫の動きで表現される心情の変化が、心に響いたのでしょうか。
恐る恐るながらも興味津々に近づいて行き、そーっと触ってびっくり。
今度は慎重に様子を伺い、ためらいながらももう一度タッチ。
狼狽してじりじり後ずさり…。
何となく内容も結末も想像できちゃうんですが、たぶん、想像以上に楽しめると思います。
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