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こちらも比較的新しい絵本です。
が、保育園に置いてあった本はすでにボロボロ。
人気の作品のようですね。
ピヨピヨハッピーバースデー [ 工藤ノリコ ]
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主人公はヒヨコの5人兄弟。
お母さんと一緒に、お菓子屋さんへやってきました。
カラフルで美味しそうなケーキや焼き菓子がいっぱい!
どれにする?ケーキ?クッキー?アイス?
いやー、やっぱりプリンでしょ!
と5匹は意気投合したのに…あれ?!
お母さん、注文してたもの受け取るだけ?
選ばせてくれないのか…と、ヒヨコ達はしょんぼり。
その頃お父さんは、いつもより早く会社を出て、おもちゃ屋さんに立ち寄ります。
こちらでも注文の品を受け取り急いで帰宅。
さぁ、お母さんが買ってきたケーキを開けて、誕生日会の始まりです。
お父さんのプレゼントは何かな?
お母さんのサプライズもあるんだって!
ケーキ屋さんでのしょんぼり気分はすっかり吹き飛び、ヒヨコ達はニコニコです。
たくさん食べて、どんどん大きくなってね。
絵の書き込みが非常に細かいです。
ページいっぱい使って、キャラクターとか小物とか背景とか、びっしり描き込まれています。
お話を追うだけじゃなくて、じっくりイラストを眺めながら色々探すのも楽しいです。
ケーキ屋さんとおもちゃ屋さんの商品とか店内の装飾、レジ後ろに貼ってあるメモ等々…。
非常にリアルに再現されてます。
個人的に、絵本って言ったらイラストと文字が別れているような構成を想像するんですけど、この作品は一枚絵の中に文字が書き込んである感じですね。
文字の背景色によっては、ちょっと読みにくい箇所もあるかも。
しかし、背景のリアリティに反して、ニワトリお母さんとお父さん、トサカの大きさが同じなのが少し違和感…^^;
などといつものごとく下らない事を気にする生物科出身の私。
いやでも、これまでニワトリについては、大きいトサカが付いているのがオスだから!
と説明していた手前、同じ大きさだと説明に困りましてね…。
実際、最初にお母さんニワトリを見た時、娘はお父さんやな!って言ってました。
細かいようだが、そのあたりも描き分けてくれていれば完璧だったかなーと。
この絵本ではあごの下に肉髭が付いているのがお父さん、と見分けられますね。
ストーリーが分からなくても、1歳代くらいから楽しめるんじゃないかと思います。
どのケーキが好き?オモチャいっぱいあるねーって親子で会話が広がりますよ。
作者の工藤ノリコさん、他にも絵本ノラネコシリーズが人気の様です。
確かにこの猫のイラスト、見かけたことがある気がします。
機会があれば読んでみたいと思います。
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